海外の銀行口座を開こう
海外の銀行は日本の銀行に比べ高金利で、資産のリスク分散の点からみてとても魅力的です。
また、一部の国では相続税がなく、資産の保全にも役立ちます。
日本での銀行口座の開設が年々厳しくなるのと同様、海外でも経済の成長や法の整備が進むほど「ビザ」や「居住地」の有無など口座開設の条件が難しくなっています。
海外での生活では銀行口座は必須のため、容易に開設できる間に取得されることをおすすめいたします。
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【口座を開く銀行選び】
●imminがおすすめする銀行口座を開設したい国
imminでは主要国に口座を持ち、できる限りオンライン接続するインフラを持つことをすすめています。
※オンラインの開設はかなりハードルが高いですが・・・
そして、imminがおすすめする口座開設は、
「米国+豪州+アジア2」です。
例えば、こんな国々はいかがでしょうか。
- アメリカ
- オーストラリア
- タイ/マレーシア/シンガポール
●口座開設のポイント
- 経済が安定している
- 法整備がある程度進んでいる
- 経済成長が期待でき、為替益が見込める
- 外国人の口座開設が厳しくなってきた国(*1)
(*1)過度なインフレ抑制のため、外国人資本を制限
外国人資本に完全に頼らなくても、ある程度
経済がまわるようになったと考えられる。
【主な銀行口座の開き方】
1. 非居住者の口座開設が可能かを銀行に確認する。
まず、銀行口座を開く際は居住者か非居住者かが関係します。
ここでは移住の準備や投資を目的とするため、非居住者による銀行口座開設を前提として記載いたします。
非居住者の外国人が銀行口座を開くためには国・銀行が非居住者の口座開設を認めている必要があります。
事前に非居住者の口座開設が可能かを確認しておきましょう。
2. 口座開設の手続きをする。
次に手続きですが、一般的な方法として現地の支店窓口に出向いて手続きする以外に郵送やインターネットで手続きが行える銀行もあります。
●郵送・インターネットで口座開設をするには
手続きは銀行で異なります。WEBサイトまたは問合せでご確認ください。
(基本的な手順)
2-1. WEBサイトから申込書をダウンロードして、指定の言語にて記入する。
2-2. パスポートを指定枚数コピーして、パスポートと同じサインをする。
2-3. パスポートの翻訳書類を作成する。
2-4. 公証役場にて、2-3に対して証明を受ける。
2-5. 法務局にて、2-4の印鑑証明を取得する。
2-6. 外務省にて、公印を受ける。
2-7. 提出国の在日本大使館で公印を受ける。
2-8. 作成した書類一式を銀行に郵送する。
郵送やインターネットで口座開設できる主な銀行
国名 |
銀行 |
備考 |
シンガポール |
HSBCシンガポール
|
HSBCグループの銀行。
|
カンボジア |
アクレダ銀行
|
カンボジア最大手の銀行。
KHR以外にUSD、THBなども高金利で扱える。
2014年三井住友銀行がアクレダ銀行の株式12%を取得
|
アメリカ |
ユニオン銀行
|
米国カリフォルニア州を拠点とする銀行。
三菱東京UFJの海外口座紹介サービスで口座開設が可能
|
●支店窓口で口座開設をするには
1. 開設する国の日本大使館で、運転免許証の翻訳証明を取得
大使館の休業日を事前にホームページで確認してください。
※身分証明(パスポート)の補助証明書として使用
2. 営業日に銀行に行き、口座開設を希望します。
大きな支店や日本人が多い地域の支店では日本人用スタッフがいる場合がありますので聞いてみましょう。
I want open the saving account.
(貯蓄口座を開設したい)
Do you have anyone who can speak Japanese?
(日本語が話せる人はいますか?)
3. もし口座開設を断られても預金額を増やしたいと考えている銀行・支店、特に発展途上国では、支店長の采配で口座開設が許される場合があります。
あきらめずに支店をまわり、打開策を見つけましょう。
参考情報
>>在タイ日本大使館こちら
>>タイの翻訳証明の申請書ダウンロードはこちら
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